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*2005年  4月*


*4月30日*マック*

今日は10時過ぎからノッティングの仕事。それから4時まで続けましたが、
お昼ごはんはマクドナルドへ行くことになりました。

外食なんて岡山に来て初めてです(初日の朝マックはほとんど食べてません)。寮生はお金がないので日々楽しく節約に努めていている。そのため、外食は避けているのです!
そんな、GWの今日、久しぶりにマックが食べたいと言うことでいってきました。

一緒に行ったマキちゃんは300円か500円か悩むがフンパツして500円セットに(真剣に悩んでました)。私は小心者なので350円に抑えました。
でも、久々に食べるマックはおいしいです。

今度はケンタッキーに挑戦。オー!



*4月29日*筋肉痛*

今日は天気のよい日。
近所のアイビースクエアで「なつかし市(名称未確認)」があり、昔懐かしいものを売るフリーマーケットのようなイベントがあったので覗いてみた。
ガラス食器や家具、着物や帯、カメラ、人形などなど昔の品々が並んでいた。一緒に行った友達は中古の着物や帯、ガラス食器を購入していたが私は貧乏。
やっと見つけた100円の花瓶を購入。結構満足でした。

午後からは仕事場でノッティングの続き。休日だが先生も来てくれた。

ノッティングの仕事は他の機でもそうだが、経糸を緊張させなければならない。この場合は経糸を張れば張るほど強くてよい敷物が出来るので力を込めなければならない。
また、一段織るごとに、筬(左の写真の赤い枠)で叩きつけます。しっかりすればするほどこれも強くてよいものが出来る。

その結果、腕と手のひら、背中が筋肉痛です・・・。
明日はこの筋肉痛と戦いながらの仕事です・・・。

     

左の写真→ノッティング用の機。    真ん中の写真→経糸にウールの糸束をくくりつけていきます。   右のイラスト→完成予想図

*4月28日*精錬*

今日は朝からノッティング。昨日よりは余裕で出来たが間違えてばかりで進まない・・・。確認することは大事です(;_;)
でも三分の二は出来た様子。明日は休日ですが進めたいと思います・・・。

その合間に、糸を「精練」することを学びました。
工場から上がってきた糸は、糸そのものが持つ汚れに加え、工場でついた油汚れ、収穫したときにつく砂や泥などで汚れがついています。
その汚れを取り除く作業を「精錬」と言います。
糸の素材により精練の仕方は違うと思いますが、今日は木綿糸の精錬を行いました。

木綿糸の総重量の2〜3%の洗剤を用意し、なべで煮出すように洗うと、透明だった水がしょうゆ色に変化!!!
「こんなに汚かったのね・・・・」

その後のすすぎが、面白い。
水を流しながらバシャバシャと洗います。

昔は川で行う作業でしたが、今は水道水です。
きれいな川が減ってしまったから・・・。

私が自分で染織り作業するときは是非水のきれいな川の近くで行いたいものです。



*4月27日*ノッティング開始*

いよいよノッティングに取り掛かりました。簡単に手順を説明すると、
経糸に糸を結びつけ適度な長さに切る→一段が出来るまで繰り返す→押さえつける→裏糸を絡ませる→押さえつける・・・と、一段が完成します。そして37段が終わるまで繰り返します。
結び目から毛足を2cm、敷物と平行に切りそろえ、糸を無駄のないように調節。でも、慣れるまでは相当時間がかかりそうです。
(ちなみにノッティング用の機は17日で紹介した左の写真の人物の右肩の上に写ってます。)

午後からはじめましたが、夕方のお茶の時間まで集中したため、終わった後は放心状態でした。
明日からは完成するまでこの仕事をします。きっとGWもちょっきんちょっきんとノッティングをやっていることでしょう。



*4月26日*用の美*

「用の美」は美大時代に授業やデザインの時に勉強し、わかっていたつもりですが、今日の敷物のデザイン画の講評でそのことを改めて大切だと実感しました。

織る前に37×37マスの正方形にデザインし色をつけるのですが椅子の座面に敷くものなので、色やデザインは椅子とのバランスを考えながら行わなければなりません。
描くデザインが主張してもだめだし、敷物の特性を考えるとデザイン画どおりに再現できないものもあります。また、飽きが来ないようシンプルなものでないと末永く使えませんし、機能的でなくてはなりません。
周りの品との関係性、使いやすさ、万人に受け入れられるデザイン・・・。それは敷物だけではなく、着物、食器、道具などにもいえる事です。

このことをいつも忘れずこれから仕事をしていきたいと感じた一日でした。



*4月25日*デザイン画*

午後からおじいちゃんの米寿のお祝いにカードを送りたいので材料を探しに出かけました。
先生に和紙を販売しているところを教えていただき、歩いて1分程の店へ・・・。。
備中和紙がほしく、探していたところ、しっかりした厚さをもつカード用を発見。
しかし、一セットが千円弱・・・。その値段の価値はありますが、ちょっと手が出ません。その傍らにあった和紙の折り紙を買って帰りました。折り紙でも張り合わせれば立派なものが・・・出来るはずです!

夜ご飯の後、先週出ていたデザイン画の宿題に手をつけ
ました。楽しい事をしていると時間の経過が早いことに気づきます。時計を見ると深夜一時近く。
明日は寝坊できないので急いで寝まーす。



*4月24日*備中国分寺*

午後から先生に倉敷近辺を案内して頂けることになり、車で、備中国分寺(五重塔+古墳がある!)→生協(ちょっとお買い物)→吉備津神社(高校生がいっぱい。弓道の県大会だったよう)に行きました。
岡山には至る所に古墳があり、初めて「前方後円墳」を間近で見学。岡山には豪族が多かったのでしょう。

土日ということもあり、人は沢山いましたが、天気も良く風は冷たく気持ちのよい散策が出来ました。

明日は休日ですが糸巻と整経を進めなくてはなりません。
練習あるのみ。

    
備中国分寺の周辺を散策中、木に寄生した苔を採取。
弱っている木や老木についていることが多い。
これでウール染めると鮮やかな牡丹色になるそうです。不思議だな。
イギリスではこの染色が多く行われている(ちょっと不確か)

右の写真は私と同じく研究生のマキちゃん。以前広島出身のNさんと紹介したお人です。べすとしょっと。かわいっしょ?



*4月23日*洗濯*

天気は冴えなかったが午前中は洗濯に明け暮れた。研究所の洗濯機は二層式なので手間はかかるが体を動かすのは心地よい。

敷物のデザインを考えているけど、アイディアが出すぎてまとまらない。何がいいのか分からなくなってきた。

寝よう。



*4月22日*なかだるみ*

今日の仕事は糸巻きと整経。糸巻きがやっと終わったと思ったら、新しい色の糸がどどーーーーんと現れた。・・・・。やったね。楽しい糸巻きがまだつづけられる(;_;)
これからしばらく同じ仕事を繰り返すことになりそうです。基本は大事、基本は大事、基本は大事・・・き・・・・。

入所式の週から2週間。研究所の環境に慣れてきた。一日一日を一生懸命のつもりで過ごして来たけど最近余裕が出てきたせいなのかだらけてきたような…。
これではいけない!明日から・・いや明後日からはきびきびと自分に厳しく(ちょっとうそ)頑張ります。

さて、今日も極限的にねむい。
明日はお休みだからとりあえず寝坊です。
おやすみなさい。



*4月21日*ノッティング*

ノッティングというのは「結び織り」と日本語訳され、たとえばペルシャ絨毯でこの方法が使われている。
ここの研究所では「敷物」をこの方法でつくる。

そのためのデザインの方向性とデザイン画の書き方を習いました。
来週までにデザイン画を5枚以上を書いておく宿題が出ましたが、今から楽しみです。どんなのにしようかなーー。



*4月20日*料理教室*

予想通り朝からあわただしい。
皆、台所へ集合し、調味料や食材を調理し始める。先生は前の日に下準備したおかずを持ってきたり・・・。まるで料理教室。
たけのこのアクの抜き方やおいしい食べ方、ふきの葉の佃煮や、岡山式(広島式?)散らし寿司、ブリの照り焼きなどなど「普段の生活の食事」には程遠く、お祝い事があったかのような品々を用意した。

用意した甲斐があり、おかずの撮影が一品ずつされた。その後は食事風景を撮ったり・・・。そのたびに私はカメラを避け続けていました。

撮影はそこまでかと思いきや、まだまだおぼつかない糸巻きまで撮りだしました!!
撮影用に先生が、「これを巻いて頂戴」ともって来た糸はこれまたクセのある糸で巻くのが大変。カメラが寄ってきたのでこれまた大変。ついに糸を「ぶちっ」。やってしまった。
急いで機結びでつないでいると更にカメラがよってきた!!ぴんち!糸巻きではあんまりよくない事を手元アップで撮られてしまった・・・。
後は先生のお話を撮っていました。

ふうぅ。
カットされていることを願うしかない。

今日は大変な一日でした。



*4月19日*正座2時間30分*

9時30分〜12時まで所長の講義でした。柳宗悦の「工藝品とはなんですか 民藝館の仕事」という小冊子の朗読、この研究所の初代所長の経歴などの講義を正座で受けました。
その時間、ずーーーっとの正座はしびれを通り越して痛かった…。今後、1月に2回の割合で講義があるけど、正座があると思うと恐ろしくてたまりません。

午後からはいつもの仕事(ここでは「授業」ではなく「仕事」と言います)。布を作る過程は「糸巻」→「整経」→「粗筬通し」→「巻き取り」→「綜こう通し」→「筬通し」→「織」→「布」ですが、今日は整経の練習。
これがうまくいかない。先生は「練習あるのみ」だと言う。

ここで製作する材料代はかからない。この研究所の設立の目的は簡単に言うと「民藝を未来に残し伝える。」ということで、技術を教えてくれる。もし、ほしければその材料のお金を払って自分のものにも出来るらしい。材料代がかからず、何回も練習が出来るのはホントにありがたい。普通では出来ないことです。
そんな、もたついて、それでも必死で仕事をしている時、明日撮影に来るNHKの人が様子見に研究所に訪れた。

来月5月に放送される番組の撮影で、去年撮影したものが放送され、足りない分を明日撮りに来る。何でも「民藝品の食器などをつかった食事風景」を撮りたいらしい。
明日の昼当番はてんてこまい。どんなメニューにするか、何品つけるか、撮影スタッフ分の昼食の用意。などなど。明日は朝から大変そうです。



*4月18日*休日3日目*

研究所に来てやっと一週間。今日、市役所で転入届けを出してきました。ついでに国民年金の支払いの手続きも。
国民年金は1年間一括で支払うと2千円ほどお得になるようで、苦しいですががんばって払います・・・。

明日の午前中は講義。柳宗悦の著書を読んでいくのですが、それは・・・約60年前のもの。載っている字が難しすぎて予習なしでは講義に臨めません。
広辞苑や漢和辞書を片手に調べました。たいへんです。

ここで暮らしていると、夜10時には眠たくなります。東京では「まだまだこれからよっ」って感じでしたが・・・・。
環境が変わり生活が変わると体内時計がかわります。
明日は早起きせねば!9時半からの講義が始まる前に掃除をせねば!!

朝早くに起きれますように・・・・。



*4月17日*休日2日目*

朝はゆっくり過ごし、11時ごろから糸巻きの仕事を始めました。
なぜか研究所内の空気は冷たく、しばらくじーーーっとしていると体の心底から冷えてきます。外に出ると半そでを着ている観光客がうろうろしているのに・・・・。
その上、時の流れもゆっくりしている気がしてきます。この建物は歴史があり、屋内は民藝品にあふれ、それを使用した生活をしているからでしょうか。

昼ごはんは、暖かい関西風うどん。みんなで「あったまるね〜」と言い合いながら美味しくいただきました。これから夏に向かおうとしているのにここだけ、冬の気分。

今日は広島出身のNさんの誕生日。
きのう、Aさんが作ったチーズケーキと、本人が作ってくれた広島風お好み焼きでお誕生会。
おいしい・・・。
これから週一度、このお好み焼きが食べられるそうです。ふっふっふ。たのしみだ。


   
たまには、写真でも。
左の写真は糸巻き作業風景。大管(おおくだ)という芯に糸を巻きつけていきます。足がしびれて大変な仕事。
右の写真は食卓でチーズケーキを取り分けています。
先生が野草をテーブルの上に飾り付けてくれます。少しずつですが名前を覚えていこうかな。



*4月16日*観光*

朝、寝坊したかったけど、原因不明の頭痛に耐えられずそれでも9時ごろまでねばった末、起きました。

研究所の所在は観光地の中心にあるので、昨日今日、うっかり買い物袋をさげて歩いていたら道を聞かたけど「詳しくないのでわかりません」と答えてしまった。
そこで、今日は研究所周辺を観光することに。

休日と言うこともあり、観光客でにぎわう中一人でとぼとぼ人ごみをかき分ける。
このあたりは「美観地区」として町並みが保存されていて、それを見るために観光客が来るのだけど、観光客向けの御土産や料理屋ばかり。
先生の話だと普通の生活を営んでいる人は少なくなってきているそうだ。建物だけではなく、人の生活も保存できたらいいのに・・。難しいとは思うけど。

今週の水曜午後にNHKの取材が来るそうだ。BSの「おーい日本」で流れるらしい。その日はお昼ご飯から撮るらしいので昼食当番は大変そうです。
「洋食じゃあだめだよねーー」とか「やっぱり、画的に純日本食がお好みよね」とか。
機織の方は、まだまだ人に見せられるような技術がないのにいいのかなぁ。



*4月15日*糸巻き*

やっと今日で今週最後の仕事でした。
と、いっても「糸巻き」です。
機にかける縦糸のための糸巻きで、均一に巻けるようになるのは大変です。一日中やっていましたが頭が痛くなりました。
でも、休みの間に練習しなくては・・・・なりません。おそろしい。

さっそく明日は寝坊する予定です。緊張の連続ですし、休むことも大切です!



*4月14日*機結び*

機結び(ハタムスビ)とは切れてしまった糸を結ぶ方法です。機に糸をかけて織っている途中、経糸が切れてしまった場合にこの方法で繋げます。
また、昔は短い糸を結び合わせてそれを縦糸や横糸に使用していたようです。昔の人は糸を無駄にしないのですね。

今日はその「機結び」で9時半から4時まで長さ10cm程の糸を結び合わせ続けました。
天気が良かったので外へテーブルと椅子を出し、楽しくしゃべりながらの仕事。はじめは腕や肩が緊張してうまく出来ませんでしたが最後には話をしなら・・・すいすいと楽しい時間。

慣れている人は手元を見なくてもどんどん結べるらしいですが・・・・きっとだいぶ先です。
いよいよ明日は糸巻きにはいりまーーす。



*4月13日*掃除*

今日は朝からお掃除。
居住空間は授業が始まる前に皆で拭き掃除。9時半に始まってからは他の場所を掃き、拭き掃除、外回りを掃き掃除・・・・・。掃除で午前中が終わりました。
これからは仕事場以外は毎週火曜日に掃除です。

午後からはこれから使う「機(はた)」や「道具」の使い方や説明、糸の種類など実技というより講義に近いものでした。
途中、来客があり一時中断。来客の主はNHK岡山の人でした。
この研究所は過去にいろいろな雑誌やTVに多く取材を受けるようです。今月末にもNHKで「おはよう日本」だか「おーい日本」だか「こんにちは日本」だかよくわかりませんが
去年の卒業生が取材を受けたものが放送されるようです。
今回は、またそのような放送を流す際、編集で足りない「絵」があれば5月ごろに取材があるそう。
このような放送を見て、あこがれてきた研究生があつまっています。世の中おもしろいです。ちなみに私は雑誌をみてこの研究所を見つけましたけど。

そんなこんなで時間が過ぎ、皆でお茶をして解散しました。
明日は糸巻き作業に入る・・・って言っていた様なきがする・・・・。

今日、久々にノートをとりました。大学以来・・・何年ぶりかな。
小学校から高校まで、「勉強」の類は苦手で嫌いでしたが、好きな分野について学ぶのはすごく楽しいことです。




*4月12日*入所式*

10時半より入所式。
所長の挨拶や昼食の当番、仕事の注意点などの説明の後解散。

「本染とは」とか、物に対する考え方などいろいろな話が聞けた。
この研究所では植物染料を使用し、化学染料を使用しない。
「本染」とは化学染料を「まがいもの」と認識し、それを強く否定する意味を持っているようです。

今後、所内で使うスリッパ、つっかけ、エプロンなどの色を黒、紺、ベージュ、白などの無地で柄のないものを指定された。
研究所にふさわしいものとして指定されたわけで、これから物を選びを考えさせられる場面でした。これから買うものは「厳選」しなければ・・・。大切にしないとね。

今日は寒い日でした。雨が・・・。暖房設備があまりよくない上に、渡り廊下があるので、常に所内は外気温と一緒。ううう。
明日は晴れますように。



*4月11日*入所式前日*

今日は、寮に入居するメンバーの集合日でした。

10日の新宿21:30分発で翌11日倉敷駅北口7:30着の高速バスを利用したため、集合時間は12時からだと言うのに相当早くに着いてしまいました。
睡眠は乾燥したバスの中のためなかなか不十分で、バスに乗る直前に濃いコーヒーを三杯立て続けに飲んだので胃を壊してため、立っていることさえ辛くなり、近くのマックへ・・・・。
食欲もないのに朝マックをして時間をつぶす・・・・せず、飽きたので駅前にあった100円ショップでふらふらふら〜、神社にふらふらふら〜、近所をふらふらふら〜・・・と言う感じで何とか約束の12時に。

さっそく研究所へ向かうとやっぱり一番乗り。しばらく先生とお茶を飲んでいると一人二人と増えてきました。
広島からやってきて、去年は北海道から沖縄まで自然農をして渡り歩いていたというNさん、九州熊本から来たかわいい21歳のMさん。今日の地震で電車が遅れ・・・新幹線に乗り遅れ・・・・と大変そうだったAさん。と、寮生は私を含め4人でした。
あと、市内のマンションから通うという2名は明日集まる予定です。

研究所はすっごく古く、(うわさでは築100年以上、200年かもしれない)さすが保存地区!って雰囲気の建物。とても興味深くて楽しいけど、こんな古い家に住んだことがないのですこし、・・・こわいです。そのうちなれるかな?

明日は入所式。もう一人の先生と、もう二人の仲間。楽しみだけど、緊張します。

疲れたのでもう寝ます。おやすみなさ〜い。





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